後十字靭帯損傷
- スポーツ中に膝を強打してから違和感がある
- 膝の奥の方に痛みが残っている
- 膝を曲げたときにグラつきを感じる
- 階段の下りで不安感がある
- 膝が腫れて動かしづらい
- 靭帯損傷の診断を受けたが、リハビリ方法が分からない
その症状、後十字靭帯損傷(PCL損傷)の可能性があります。
後十字靭帯(PCL)とは?|おいけ接骨院 太田藪塚院
膝には大きな靭帯が4本あり、そのうちの1つが後十字靭帯(Posterior Cruciate Ligament:PCL)です。
PCLは脛骨(すねの骨)が後方にズレるのを防ぎ、膝関節の安定性を保つ重要な靭帯です。
前十字靭帯(ACL)と比べると損傷頻度は少ないですが、強い外力やスポーツ外傷によって損傷することがあります。
PCL損傷の原因と起こりやすい場面|おいけ接骨院 太田藪塚院
後十字靭帯損傷が起きやすいのは以下のような場面です。
・ラグビーやアメフトなどで膝を前から強打したとき
・交通事故で膝をダッシュボードにぶつけた場合
・サッカーやバスケなどでジャンプ後に膝を捻って着地した場合
・転倒して膝を地面に強く打ちつけた場合
ACL損傷と違い、「音がした」「腫れがひどい」などの初期症状が軽いため見逃されやすいのも特徴です。
症状と見分け方|おいけ接骨院 太田藪塚院
・膝の後ろ側の鈍い痛み
・階段の下りや坂道で膝がガクッとする感覚
・膝を深く曲げたときの違和感や不安定感
・痛みは少ないが、ふわっと力が抜けるような不安定感
・長時間歩くと膝の奥が疲れる、だるい
PCL損傷は「徐々に不安定感が出てくる」ことが多いため、早めの対応が重要です。
放置するとどうなる?|おいけ接骨院 太田藪塚院
PCL損傷を放っておくと以下のようなリスクがあります。
・膝の安定性が低下し、慢性的な不安定感が続く
・半月板や関節軟骨への負担が増し、二次的な障害へ進行
・正常な動作ができなくなり、パフォーマンスが低下
・時間の経過とともに変形性膝関節症のリスクが上昇
軽度でも「何かおかしい」と感じたら、早めのチェックと施術が大切です。
おいけ接骨院の施術内容|おいけ接骨院 太田藪塚院
太田市・桐生市のおいけ接骨院では、PCL損傷の施術に対応しています。
・施術
炎症を抑え、痛みを緩和する物理療法(アイシング・電気施術など)
・膝周囲の筋力バランスを整える手技療法
太もも・ふくらはぎ・股関節の機能改善トレーニング
・歩行指導・動作改善指導
自宅でできるセルフケアやトレーニング指導
可動域回復訓練(ROM訓練)
荷重バランスの調整
筋力強化・動作制御トレーニング
競技復帰を見据えた段階的な指導
よくある質問|おいけ接骨院 太田藪塚院
手術後のリハビリは整骨院でもできますか?
はい、可能です。主治医と連携しながら、回復の段階に応じたリハビリを行います。
どれくらい通えばよくなりますか?
損傷の程度によりますが、施術の場合は週1~2回を1〜3ヶ月程度が目安となります。