産後の尿漏れ
産後の尿漏れは骨盤と関係があるのか?|おいけ接骨院 太田藪塚院
産後にはさまざまな身体のトラブルがありますが、尿漏れに悩んでいる方も多くいらっしゃいます。産後に出てくる尿漏れと骨盤の関係についてご説明いたします。
産後に尿漏れが出てくる原因は?|おいけ接骨院 太田藪塚院
産後に尿漏れが出てくる原因は、骨盤に歪みがあり広がっていることが挙げられます。厳密に言うと、骨盤に歪みが出ていて広がっていることで骨盤底筋という筋肉が引き伸ばされてしまうのです。この状態のままだと筋肉がうまく働かなくなり、筋力低下も起きてしまうのです。
また、妊娠や出産の時期にはリラキシンというホルモンが分泌されます。このホルモンは骨盤周りの筋肉や靭帯を緩めるため、赤ちゃんが成長して大きくなるにつれて、骨盤への変化が出てくるのです。そして出産する際には、さらに骨盤を広げて赤ちゃんが産道を通りますので、骨盤底筋と言う筋肉はさらに引き伸ばされてしまいます。
産後の尿漏れはいつまで続く?|おいけ接骨院 太田藪塚院
緩んだ筋肉や靭帯は産後3~5ヶ月を経て元の硬さにほとんどが戻ります。半年も経てばほぼ元の硬さに戻ることが多いです。しかしこの期間に骨盤矯正をしないで歪みがある状態であると、元の状態に戻らないままでなかなか治らないという事になります。
少しでも早く骨盤と筋肉を正常化していくには「産後骨盤矯正を受けて骨盤の歪みを取り骨盤を締めること」と、「電磁パルスで骨盤底筋を鍛えていく」、これを同時に施術することで骨盤と筋肉を元に戻していき尿漏れを始めとした様々な体の不調をなくしていきます。
産後の尿漏れを改善するには?|おいけ接骨院 太田藪塚院
産後の尿漏れをなくしていくには施術としては2つあります。一つは「産後骨盤矯正をしっかりと受ける事」もう一つは「骨盤底筋を鍛える専用機器を利用していく事」です。
当接骨院の骨盤底筋を鍛える専用機器はハイスペックなものとなります。
詳しくはこちらをご覧ください。
ここで産後骨盤矯正と同時に骨盤底筋を鍛える専用機器を使用するのことがなぜ効果的かをご説明します。
骨盤は歪んで広がることで筋肉は本来のチカラが発揮しにくくなるので産後は筋力が低下してしまう環境にあります。この状態で産後骨盤矯正をしていき歪みをなくして締めていくと筋肉の正常化もされやすいです。しかしその筋肉の正常化も元に戻らないこともあります。これが尿漏れの続く原因です。
また骨盤底筋の戻りが不十分だと一時的に尿漏れがなくなっても数年後~中高年になるとまた発症してしまう事があるのです。普通分娩でも帝王切開でも骨盤は歪み広がります。骨盤と筋肉を戻さないと尿漏れ以外に腰痛や股関節痛、恥骨痛、肩こりなどの症状も多く見られます。
また「妊娠前のズボンが履けない」「骨盤に不安定感を感じる」などといった不安要素を含んだ症状も現れたりします。また症状の有無に関わらず、骨盤の状態を元に戻すことは、従来の身体に戻るということです。必ず身体の中では、妊娠・出産を機に変化が起きているので、何も症状のない方でも骨盤矯正を受けておくことをお勧めします。
産後の大切な時期では
早いうちに産後骨盤矯正をしていく
同時に骨盤底筋を正常化するために専用機器でトレーニングする
当接骨院では産後たくさんのママに来て頂き臨床経験が豊富です。大切な家族の為に大切な時期に早めの行動をしましょう!
以下は簡単な骨盤底筋を鍛えるトレーニングをお伝えします。施術を受けながら、ぜひ挑戦してみて下さい。
「立ってするトレーニング」
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フェイスタオルぐらいの大きさのタオルを硬く丸めて筒状にします。
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両足を揃えて立ち、太ももの間(できるだけ股の近く)に丸めたタオルを挟みます。
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太ももの内側の筋肉にチカラを入れてタオルを押し潰します。
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太もものチカラを緩めずにお尻の穴を締めます。
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10秒ほどキープしたら、チカラを抜いて下さい。
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これを5回繰り返します。
1日に2セット~3セットできれば最高です!
「上向きに寝てするトレーニング」
- 仰向けに寝て膝を立てて寝ます。
- 足を肩幅ほどに広げます。
- お尻→腰→背中の順番に浮かし、肩と足の裏だけで身体を支えます。
- 身体を浮かしたまま骨盤底筋(お尻の穴)に力を入れます。
- ゆっくり深呼吸を3回し、身体を下ろします。
- これを3回繰り返します。
これも1日に2セット~3セットできれば最高です!
慣れてきたら、深呼吸やトレーニングの回数を増やして負荷を掛けるのはもちろん、膝の間にボールやクッションを挟む方法や、ドローインを同時に行うことでさらに負荷を掛ける方法も良いでしょう。
1日1回でも良いので、毎日続けること、継続がとても重要です。
ちょっとした時間を見つけてトレーニングをするようにして下さい。